施工手順:小屋
1 桁上シート貼り
2 ジョイントテープ貼り
3 小屋束 穴あけ
4 桁側面のテープ貼り
5 調整材・小屋束・母屋施工
6 小屋束下部気密施工
7 垂木・野地合板施工

小屋組み前に、タイベックスマートを全面に貼り(断熱材に接する面はタイベックスマートの印字がない面とする)
ジョイントには気密テープ貼りを行う。

断熱用の調整材
断熱材の厚み確保のために軒先側に取り付ける。
パネリードDP 230㎜ @600以内 とする。
※パネリードはプレカット搬入

束廻りは、気密部材を使用しそのうえ上より気密テープを施工する。
束固定用のL金物は、気密テープ施工後に取り付け。

小屋組み状況

2F天井:建方時に羽目板(パインパネル)を桁上に先行して施工する。
※パインパネル以外の天井には桁上合板敷工
(天井PBの場合はベニヤ貼12㎜)
その上に気密シート貼り(タイベックスマート)気密を持たせる為、
桁側は100㎜貼り出すこと。
天井PB貼りの場合は構造用合板12㎜を施工。
断熱材(セルロース)を施工する為と、気密確保の為。

気密シート施工後ブルーシートをかけ、建方1日目完了。

垂木取り付け前にセルロースファイバーの吹きこぼれ防止・通気層確保の為吹きこぼれシート母屋にて留め付ける。

雲筋交い施工、金物取付確認状況
小屋塚と母屋の接合はカスガイ120を両面打ちとする。

小屋裏状況
雲筋交いはすべて同一方向にならないように施工する。N50釘2本打ち。
7 垂木・野地合板施工


タルキック通常軒先側、ケラバ軒の出片流れの場合は上部も同じ

野地合板(12㎜)施工状況釘ピッチは、150内外 使用釘は、N38~N50
棟部分は、換気の為に30mm程度あける。
当日にルーフィングの施工ができない場合は、ブルーシートにて、必ず養生をすること。
下屋壁取合いも先張りシートを差し込むため、面材との間に30mm程度あけること。

気密点検口取り付け状況
小屋裏を塞ぐ前に確実に施工する。
取付部は気密テープにてシート固定(写真の気密シートは古いものです。)

梁の金物用彫り部分はモイス施工前に、
発砲ウレタンを充填すること。
(ボルトから外部の熱が伝わることで起こる結露を防ぐ為)

発砲ウレタン充填硬化後
膨らんだ部分はカットする

玄関ドア・引き戸勝手口ドア等の下端には、中央部分が下がらぬように、
木製の調整材を入れ、発砲ウレタンを充填すること。
その際、テープ等で本体・木枠を養生すること。
(ドア下部の断熱欠損を防ぐため)







