ボード

〇外周壁部

 

外周壁ボード貼りはボード小口に木工用ボンドを塗布し

次のボード貼りとする。

 

 

※ボンドがはみ出た場合は、濡れたタオルでふき取る。

 

 

〇開口部

 

 

サッシなどの開口部のボードは、

サッシ角をまたいでボードを貼る。

 

 

 

 

 

 

窓回りはカギ貼りで施工する。

左の写真は×

 

 

 

 

〇ジョイント

 

 

天・壁共に横方向のジョイントは必ずズラスこと。

ボードのジョイント部分には木工用ボンドを塗布する。
(仕上げ後のクラック防止のため。)

 

 

 

 

 

 

横方向のジョイントは必ずズラスこと。

 

 

 

 

 

 

 

階段、吹き抜け部分のジョイントと壁見切りを合わせる

左の写真は×

〇火打ち現し部

 

火打ち現し部のボードは、火打ち内側からスタートする。

→梁、火打ちのボードのマタギが減少し、サッシ部のボード納めが良い為

(状況により現場監督と相談)

 

 

 

 

〇入隅

 

 

左の写真は〇

入隅の横ジョイントも揃えないように注意

 

 

 

 

 

 

突きつけとし、なるべく隙間をなくすこと。
表面のバリはすべて取り除くこと。
ボンドは塗布しないこと。

 

 

 

〇出隅

 

 

表面の紙のバリを取り除くこと。

ジョイント部に木工用ボンドを差し込み、濡れ雑巾で表面に出た余分なボンドを拭き取ること。

 

 

〇吹き抜け、階段室

 

吹き抜け部分(階段室含む)の入隅部は

入隅クラック防止用ボードジョイントL型部材を先行しビス、釘などで取付ける。

胴縁施工物件の場合は、胴縁上に施工。
1階部分までの施工としてください。
部材はボードジョイントから逃がした位置で、突きつけにて延長してください。

ビスピッチは100㎜以下とする。

 

 

 

ボードジョイントL型部材施工後

石膏ボード貼りとする。

ビスピッチは100㎜以下とする。

 

 

 

吹き抜け部の
天井、壁の切り返し部共に
ボードジョイントL型部材
を使用しボード貼りとする。

ビスピッチは100㎜とする。

 

 

〇Mクロス

下地の入っていない部分は、T型ジョイント施工

 

ビスピッチ

・外周:100mm

・中通:150mm

※耐力計算の有無にかかわらず

 

セルロースの場合(横胴縁施工)

・300mm(縦)×150mm(横)ピッチ

※躯体から胴縁を挟んでの施工になるため、耐力壁になることは考慮しない。

 

〇勝ち負け

(サッシ巻き込み部、ニッチ部)

正面ボード勝ち

 

(造作棚、カウンター巻き込み部)

正面ボード勝ち

 

〇クロス用パテ処理

 

 

ボードジョイント部分は、不陸が出ないように下地調整を必ず行ってください。

上はジョイント部に不陸がない状態でのパテ処理状況。

 

 

 

上の写真は、ジョイント部分に何らかの理由で不陸があるもので、

パテ処理後のパテの色に濃い部分が多くあります。

 

このような場所が多いと

内装工事に入ってから施工日数が多く掛かってしまい、
引き渡し後のクレームにも繋がります。

 

 

 

〇R壁

曲げボード裏に木工ボンドを塗布し、ステンレスのフィニッシュで貼り付ける
ボード小口が正面に来ないように施工する事

 

 

R壁施工状況

仕上げ面はPB(R壁用)を施工のこと。
下地工程などは、監督に確認のこと。

 

〇R壁下地施工例

 

 

 

曲げボード裏に現場発泡ウレタンを塗布する。

 

 

 

 

 

 

 

 

R壁現場発泡ウレタン施工状況

 

 

 

 

 

 

ウレタンを曲げボード裏面溝
深くまで発砲させる。